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  3. 岐阜県
  4. 医療法人かがやき総合在宅クリニックツアー

医療法人かがやき総合在宅クリニックツアー

2025 5/15
岐阜県 愛知県
2025年5月15日

開催概要

○日程

2022年8月20日(土)〜8月21日(日)

○参加者の所属

鳥羽 璃瑚岐阜大学医学部医学科3年
坂本 桜子岐阜大学医学部看護学科3年
金銀珠藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科理学療法専攻4年
陳永和筑波大学看護学類3年
橋本麻里奈神戸大学医学部医学科3年
黒木幸恵広島大学医学部保健学科2年
大井礼美島根大医学部3年
横井莉緒鳥取大学医学部医学科2年
古幡保之名古屋市立大学医学部医学科2年
安東陸人大阪府立大学地域保健学域理学療法学専攻4年
上西凜太郎島根大学医学部医学科2年
酒井郁弥琉球大学医学部3年
大城光輝琉球大学医学部医学科3年
橋爪京香東京女子医科大学医学部4年
米谷僚子滋賀医科大学医学部医学科5年
冨田明日香愛知医科大学医学部医学科4年
奥野彩花岐阜大学医学部6年
山本剛士鹿児島大学医学部医学科3年

企画の背景

医療法人かがやき 総合在宅クリニックは、在宅医療の先進的な取り組みをされるクリニックです。院長である市橋亮一先生の「幸せを実現する医療」、「病を介さない地域住民との関わり」を様々な学生とともに体感すべく企画しました。

スケジュール 

20日(土)@岐阜

⊡かがやきロッジ探索

⊡市橋亮一先生レクチャー

⊡「やりたいこと」への第一歩ワークショップ

⊡吉村学先生ディナーショー

21日(日)@名古屋

⊡ごちゃまぜIPE

⊡ワールドカフェ

参加者の感想

1日目:3月28日(月)

◯

  1. 参加背景(期待していたこと)
  2. 各企画への感想
  3. 合宿全体を通しての気づき・学び・今後に向けてへの意気込みなど
  4. その他フィードバック

                                  ※敬称略

奥野彩花

1.

かがやきさんファンだから。かがやきさんには、多分、2〜3年生の時に、GIFMSA(岐阜大学の医療系サークルの1つ)の在宅医療の企画で1日実習に伺ったのが最初で、以後、かがやきさんや市橋先生に憧れ続けています。中でも、市橋先生の「予想できる人生はもう生きたことにしよう」、「地域にないものを」、「だんごになるな」という格言は私の原動力の一部になっていると思います。かがやきさんが岐南町を幸せなまちにしているのに倣い、私もいつか東濃地域を幸せにしたいと夢見てみます。

2.

◇1日目ワークショップ

まず、岐阜県に全国から熱い志を持つ学生が大勢集ってくださったのが、嬉しかったです。まりなちゃんたちの企画力や人脈を尊敬し、人望の厚さを感じずにはいられませんでした。

ワークショップでは何十人が1つの大きな円になり、1人ひとりの想いに耳を傾ける場に、温かさと熱気を感じました。こういう密な対話はコロナ禍では失われかけている営みですが、決して失ってはいけない重要なものだとつくづく思いました。また、皆思い思いのやりたいことを心に秘めており、また、突然ながらそれを堂々と人前で語れるところに、普段の大学で出会う学生とはひと味違うパワーを感じ、親近感が湧き、生涯の仲間になりたいと強く思いました。忙しい日々の中でも長期的な視野で目標を立てること、自分の本来の目的を見失わないこと、将来の夢を抱けることはある種の能力であるなと痛感しました。また、さらにそれを語り、人に伝えられることは、考えていることを改めて言語化したり、人を惹き寄せたりすることで、目標や夢を叶える加速度を一段と上げる大切なスキルだと感じました。

参加していたメンバーがそれぞれ夢や志を持っていて心底応援したくなると同時に、1人ひとりが大変魅力的なばかりに、1人でも多くの人が少しでも岐阜にゆかりを持ち、岐阜県に根付いて一緒に働きたい!そしてよりよい未来を創りたい!と思ってしまいました。

◇ごちゃまぜIPE(欠席)

参加したかったです😢

◇学生ワールドカフェ(欠席)

参加したかったです😭

3.

ツアーで出会ったメンバーとのご縁を大事に、よりよい未来を一緒に創りたいです!

4.

運営の皆様へ:コロナ禍でこうしたイベントの運営は本当に大変だったと思います。忙しい中、素敵な企画を本当にありがとうございました!懲りずに岐阜県に皆さん遊びに来てください!ぜひ気軽に連絡くださいね笑

今度はゆっくりおもてなししたいです!

古幡保之

1.

 自分が今回のツアーに参加するきっかけになったものは、同じ学年の女の子が学年 LINE で 「ちいここの合宿ツアー」を周知してくれたからです。その女の子は、宮田まさきさんの知 り合いの方です。大学に入学してからの経験を通して将来の自分自身の医師像を考えてい く中で、「自分と同じ考え」をもつ仲間たちと繋がりたいと漠然と考えていました。名古屋 市立大学という「狭いコミュニティ」では、なかなかそのような人たちとは出会うことはで きませんでした。それならば名古屋市立大学という狭いコミュニティから飛び出して、同じ 考えを持つ人たちと繋がれたならと思い今回のツアーに参加したことが背景になります。 

2.

◇1 日目ワークショップ

自分には、1 日目ワークショップの企画が印象に残りました。名古屋市立大学では 1 年次に 医学部、薬学部、看護学部の 3 つの学部の生徒 9 人ほどのグループで大学から振り分けら れた施設や病院、近くの商店街などでグループごとに企画したものを実施するというカリ キュラムがあります。自分たちのグループは、名古屋市内のリハビリセンターでコロナ禍で あったため Zoom を利用してリハビリセンターの利用者や患者の方たちと一緒にイントロ クイズ、座ってできる体操、簡単なクイズを実施しました。この企画を通じて、同じような 活動ができるとは思いませんでした。この企画が名古屋市立大学のカリキュラムと異なる 点が「同じ考えを持つ他大学の学生とグループと繋がれることや実施する場所や時間も自 由に決められること、そして他のグループでの企画にも参加できるという点」が斬新でした。 まさか橋本麻里奈さんと同じグループになるとは思いませんでした。このワークショップ の企画は大学のカリキュラムではできないことだと思います。 

◇ごちゃまぜ IPE

この企画も「ごちゃまぜ」という言葉の通り、他大学や他学部の学生と一緒になるものでし たがいわゆるロールプレイを実施するものでした。名古屋市立大学でもロールプレイを異 なる学年の学生同士で実施します。しかしあくまで医師役と患者役になるだけで、この企画 のように患者の家族役、訪問看護師役、病棟看護師役、ソーシャルワーカー役のように幅広 くそれらの役を演じるようなことはしません。市橋先生がお話しされていたように、今は 「多職種連携」が医療には求められています。この「多職種連携」ということを実際に経験 することができたと思います。自分は、「訪問看護師役」を演じましたが、その訪問看護師 役についての設定があれば演じられることを実感いたしました。

 ◇学生ワールド・カフェ

各学生団体からのプレゼンテーションを通して企画についてのアイデア募集や問題解決に むけてのアドバイスなどを提案するものでした。少し性格が強い ALS 患者さんから学生ヘ ルパーをどのように守ることができるのかという相談が印象に残りました。まだ病院実習 する前の学年であるため、実際の患者さんと接することはありませんが、学年が進めば患者 さんと実際に接することになります。そのときに自分と性格が合わない患者さんと接する ことになったときに自分はどのように接するべきなのかと考えるきっかけになりました。 自分は実際に被害を受けている学生がその被害を話すことができる環境つくりと情報共有 しかアドバイスできませんでしたが、市橋先生はもっと具体的なアドバイスを伝えていました。今後医療者として患者と関わっていくなかで市橋先生のようなメンターや自分と同 じ考えを持つ仲間というものが必要だという「気づき」を自分自身に教えてくれた企画でし た。 

3.

 今回の「ちいここ かがやきツアー」の合宿に参加してみて感じたことは、大学のカリキュ ラムで学べないことを学べたと思います。大学でのカリキュラムでは、いわゆる「医学」を 学ぶことに特化します。医学は「Science」であり、この知識や技術がなければ人を病気や 障害から守ることはできません。医療者はその知識や技術を持ちながら、実際に人と接しなければなりません。そこに葛藤が少なからず生まれると思います。自分は人とうまく接しな がら医療を行いたいと思っているため、今回のツアーを通して少しだけ人間的に成長した と思います。同じ考えを持つ仲間なら初対面でもすぐに仲良くなれることを一層実感する ことができました。この企画を考えていただいた方たちには感謝の気持ちでいっぱいです。 本当にありがとうございました。

4.

今後の企画についても大学で学べないことを学べる企画があれば、参加した学生にたいして得られるものがあるような気がいたします。自分は学内で大学のカリキュラムで学べな いことを学ぶ企画を医学。医療教育学の教授と実際に行っているので今後の企画について 協力できることがあれば協力したいと思っています。同じ合宿に参加した人たちで、zoom などを用いて振り返り会を実施すると良いと思います。企画に参加した人たちが全員参加 することは難しいと思いますが、他の人たちが気づいたことなどを共有できる機会があれ ば楽しいものになると思います。

改ページ

山本剛士

1.

元々在宅診療に興味があり、同期の紹介で本イベントを知り在宅診療のリアルについて学べるのではないかと思い参加しました。また、将来の進路を考える上でのヒントになりそうな学びがあるのではないかという気持ちもありました。

2.

◇1日目ワークショップ

上記に示したように本セミナーに参加した目的は、在宅診療の現状を知るということと自身の将来像を考えるきっかけが欲しいということでした。従って、自身の今後行いたいことを皆の前でアウトプットし、それを具体化するという取り組みに関してはあまり身が入らなかったというのが正直な感想です。しかし、前半の市橋先生の在宅医療への考え方や地域での取り組みについて学べたことで、自身の視点が大きく開け、有意義な時間を過ごすことができました。

 ◇ごちゃまぜIPE

以前に、現役医師がチューターに付いた状態で似たようなロールプレイをしたことがありました。しかし、今回は純粋な学生同士のロールプレイだったので、誰にも頼ることができず独特の緊張感がありとても新鮮でした。後半では、吉村先生に講義をしていただきました。この講義の中で特に印象に残ったのが“あんころの会”での取り組みです。この講義を受けるまでは、高齢者に対して死にまつわる疾患をお話しするのはタブーだと思っていました。しかし、“あんころの会”では、高齢者が自分が死にたいと思う疾患のグループに別れ、更にはその疾患の“良い”ところを高齢者に共有する取り組みがなされており、とても驚きました。特にこの会に参加されていた高齢者が「私たちにとって死は日常」という言葉には大きな衝撃を受けました。全ての高齢者がこのように考えているとは言えないものの、このような死生観で生きておられる方もいるということを知ることができたのはとても勉強になりました。また、“あんころの会”のような取り組みが広がれば、死に関して話すことのハードルが下がり、どのような最期を迎えたいかということを家族間で話し合うきっかけになるのではないかと感じました。

3. 

質の高い在宅医療を行うためには、良い医療を提供するということだけではなく、その先にある患者さんの幸福を追求することが大切であるということを本企画を通じて学ぶことができました。また、そのような視点から在宅医療を考えてみると、質の高い在宅医療とは、究極のボランティア精神に依存するのではないかと感じました。今回、学ばせていただいた素晴らしい視点を基に自身の医師像を俯瞰して考えてみたいと思います。ありがとうございました。

 4.

 日常業務をこなしつつ、このような素晴らしい企画を準備されるのにどれだけの労力と時間が必要だったかと思うと本当に脱帽します。お陰様で大変有意義な2日間を過ごすことができました。本当にありがとうございました。

改ページ

鳥羽璃瑚

1.

サークルで参加した講演会で市橋先生のお話を聞き、総合在宅医療クリニックを知って見学に行きたいと思っていたところ、知人から本イベントの紹介を受けたため参加を決めました。

2.

◇1日目ワークショップ

やりたいことや夢を語り合い、仲間を探し、何かアクションを起こすということが、私がまさにやりたいと思っていたことでした。それでも具体的に何をしたらいいのか分からず1歩も踏み出せずにいる状態だったので、夢みたいな時間でした。複数グループで行うことで他のグループからの刺激をもらったり、さらに良いアイデアが生まれたりもしたので、みんなで意見を出し合ったり何かをするということに大きな意味があるように思いました。そして、不可能と思えることでも可能にしようという前向きなエネルギーをもらいました。企画書の提出から、今後も継続するための予定決めまでフォローしていただき、ここまで本格的とは思っておらず驚きでした。スタッフの皆さんの熱意を感じ、本気で夢を応援してくださっているんだという安心感とともに勇気をいただきました。未来を考えることが前向きでとても良いことだと改めて思いました。定期的にこのような会をしたいです(笑)この度はこのような有意義な企画を実施していただき、ありがとうございました! 

◇ごちゃまぜIPE

これまで受けたIPEでは、医学生という立場か、医師という立場での参加でしたし、こんなに多くの学生が集まって行うことはありませんでした。なので、多職種が混ざり、自分の専門ではない職種になりきってシミュレーションを行うというのが新鮮でしたし、他者の立場に立ついいトレーニングになると思いました。まだ何回かしかIPEを受けたことがなかったので、今後よりチャンスを見つけて積極的に多職種カンファレンスに触れる機会を増やし、早く本当の面白さを味わえるようになりたいと思いました。

◇学生ワールドカフェ

今回ワールドカフェというものに初めて参加し、学年が近い学生がこんなにも頑張っているんだと刺激を受け、少しでも力になりたいと思いました。また全体がそのような雰囲気だったのがとても良かったと思います。それぞれの団体が持つ課題に一緒に向き合い、アイデアを出し合うという機会は、よりよい企画が生まれる一助にもなると思いますし、貴重な時間だと思います。この先多くの人の意見が必要な場でこのようなことができたらいいなと思いました。

 3.

かがやきの実績を知ったり、見学したりすることで、またワークショップ、IPE、ワールドカフェに参加することで、何か一つのことを達成するのに得られる仲間の力は大きいということを感じました。また、一見できなさそうなことでもできると信じ、やるべきことを見える化して1歩でも進む大切さを学びました。今後はあきらめないというポジティブなエネルギーを大切にし、興味のある領域に1歩でも踏み込んでみること、一人で考えず、仲間に相談し協力を得ることを意識していきたいと思います。

 4.

2日間という短い間でしたが、良い出会いと学びが多くとても充実していました。事前MTGや自己紹介があったのも良かったです!欲を言えば(時間が押していたので仕方なかったのですが)1日目WSで、他のグループや先生からアドバイスをいただける時間が欲しかったです。皆さん体調崩すことなく、最後まで交流が深められて良かったです。素敵な夢や目標を持った仲間が集まる機会を設けていただき、本当にありがとうございました。

改ページ

富田明日香

1.

在宅医療に元々興味があり、プライマリ・ケア学会にて市橋先生とお会いした際にかがやきクリニックさんの存在を知りました。その後にこちらのツアーが開催されることを知り、是非参加して学びたいと思い、申し込みました。

2.

◇1日目ワークショップ

ワークショップの最初に行われた、「自分の今までを振り返るとともに、自分のこれからについて考える」ことから、自分を見つめ直すことができました。ただ単にこれからを考えるのではなく今までを振り返ることで、これから自分に何が必要なのかということに気づいたり、これから自分が何をしていきたいかが明確になると感じました。そして、参加者全員が「これからやりたいこと」を発表し合うことで、参加者の皆さんの熱意に触れ、自分の熱意も更に高まり、自分の熱意を自信を持って伝えることができるようになりました。それぞれが持つ熱意を伝え合うという熱いワークショップで、とても楽しかったです!そして、この機会に、今まで考えては来たもののなかなか踏み込めなかったことへの挑戦を決意することができたり、熱い気持ちを持つ仲間と出会えた!と感じることができ、本当に楽しく充実した時間を過ごせました!「これからやりたいこと」についての発表の後、似たような考えをもつ参加者同士でグループワークをし、新しく企画を作りましたが、その場限りのものでなく、その企画はしっかり現在進行中です!このワークショップでの活動は、ツアー中だけでなくツアー後にも続く、とても意義深いものとなりました。

◇ごちゃまぜIPE

色々な分野の学生が集まる貴重な機会でしたし、また、「退院して家に帰りたいという高齢男性」に関するグループワークでは、自分が将来なろうとしている職業以外の職になりきって演じるという機会もあり、他職種に対する意識や知識が深まりました。特に、自分が将来なろうとしている職業以外の職になりきることは、その職について自分が知らないことが多いということを発見できる機会であると学びました。そして、私自身は患者の息子の嫁役というリアルさがある役を演じましたが、この役を演じることで、医療者側や患者からの視点だけでなく患者家族からの視点というものも在宅医療では大きく関わるものであると実感しました。

◇学生ワールドカフェ

様々な団体の活動について知ることができ、様々な団体が考えている課題について一緒に考えさせていただくという貴重な機会でした。運営側に立っていないからこそ運営側の大変さに気づく機会となりましたし、また、運営側に立っていない立場だからこそ気付くことを運営側に伝えることができる機会なのではないかと感じました。課題についてグループで話し合いをした際には、次から次へと意見が出て、ひとつのことに向かってグループが一丸となっていることに、とてもワクワクしました!

3.

合宿で色々な方とお話しすることを通して、自分の熱意が更に高まりました!今後は、今回の合宿で出会った方の熱意に対して協力させてもらいたい、そして自分の熱意から新たに起こした活動を通して仲間とともに高め合いたいと思っています!

4.

今回はこのような素敵なイベントに参加させていただき、本当にありがとうございました!本当にひとつひとつの企画から得られたものが多く、そして深みがあり、とても楽しかったです!熱い気持ちを持つ方々と出会えたことも、とても嬉しかったです!またこのようなイベントがありましたら、是非参加させていただきたいです。本当にありがとうございました!

改ページ

酒井郁弥

1. 

プライマリ・ケア学会で市橋先生のお話を聞いて、かがやきさんがやられている事業を見学してみたいと思ったから。また、元々「ちいここ」に所属していたので参加する動機があったから。

 2.

◇1日目ワークショップ

ワークショップはとにかく実行性を求められたのが印象的でした。どんな世界を作りたいかとか、どんなことをしたいか発表し合うワークショップはざらにあるけれど、それを実行するために企画書を書くことになったときは流石に面食らってしまった。やはり、思考実験だけではなく実行力も大切なのだと気付かされました。自分は作りたい世界ややりたいことを発表する機会がありましたが、他の人の話を聞く機会が少なかったので、同世代の若者の意見を聞いてとても刺激を受けました。こんなにも熱い思いを持った学生がたくさんいれば日本の将来は明るいように感じました。実際にグループごとに分かれてワークをすると自分にはない視点がたくさん出てきて面白かったです。例えば、子どもがいる学生さんからは、発達支援のことや病児保育のことなどについての意見が出ていました。これについてはこれまで自分が考えてこなかった領域だったので、とても新鮮で勉強になりました。

 ◇ごちゃまぜIPE

アイスブレイクの企画が斬新すぎて感動しました。また、企画運営側の小慣れてる感を感じました。これからはオフラインのイベントが増えてくると思うので、このような楽しくて斬新なアイスブレイクを企画できるように勉強したいと思いました。

 ◇学生ワールドカフェ

聞いたことはあったのですが、実際にワールドカフェスタイルを体験したのは初めてだったのでとても勉強になりました。ただ思ったことは、1日目のワークショップのような実行性を感じられなかったことです。そのため、最後に団体の代表から「これからこんなことをやります」みたいな宣言があってもよかったと思います。

 3.

始まる前は思ってもみなかった学生団体ができていたので、これからそれを盛り上げていくのを頑張ろうかと思います。

4.

企画してくれた人に感謝の気持ちを伝えたいです。講師の方々、スタッフの皆さんありがとうございました。

改ページ

           

横井莉緒

1.

高校生の時の職業体験でかがやきクリニックにお世話になったので、医学生になってから改めて市橋先生のお話を聴きたいと思ったから。また、幸せを実現する医療を提供できる医師に私もなりたいと思っているので、自分のなりたい医師像を考えるいい機会になると思ったから。

 2.

◇1日目ワークショップ

自分のやりたいことや夢について普段は考えないので絵でどう表現すればいいのか悩んだが、描いていくうちにどんどん夢が膨らんで、実現したいと思う世界を描くことができた。他の人の発表の中にもたくさん共感できるものがあったし、自分の思い描いていた世界をより具現化している人もいたためとても参考になった。グループ活動では、理想とするものを実現できるような形にするのが難しかったが、実際に形にできるようにかがやきツアーで出会った仲間達と今後も協力して頑張っていきたい。他のグループの案も良いものばかりだったので、実現されるのがとても楽しみになった。市橋先生のお話では、「人とのつながりの中で人はしあわせを感じる」という話が印象に残った。人の役に立つと嬉しくなったりそれが生きがいになったりするので、孤独を感じないようにするためにも地域のつながりが大切だと実感した。また、たとえ病気が治らないとしてもやることがないのではなく、幸せを支える存在としてやれることが無限にあるという考え方を私もしたいと思った。今回学んだことを忘れずに、たくさんの人を幸せにできるような医師になりたい。

 ◇ごちゃまぜIPE

経験したことのない看護師役でできるか不安だったが、病院看護師の気持ちを考える機会になって良かった。在宅医療にしたいという患者の思いを尊重したくても現実的に可能なのかを見極める必要があってとても難しかったが、多職種で協力することで在宅医療ができるかもしれないと思えたので、多職種連携の重要性を実感した。吉村先生のお話では、病気や死に方について普段から考えることで、「死」に対する不安が軽減されたり、病気になった時のための心の準備ができたりするので、あんころの会がもっと開かれてほしいと思った。

3.

どの企画も学びが多くてとても楽しかったし、色々な大学生とたくさん話せていい刺激を受けた。大学の授業以外でも様々な活動をしている人が多かったので、私も積極的に色々な経験をしたいと思ったし、今回の出会いを大切にして、仲間と考えた理想を実現したいと思った。

4.

かがやきロッジの見学では、建物に様々な工夫が施されていてとても驚いたし、それだけ患者さんのことが考えられていて感銘を受けた。また、1日目の夜の雑談で色々な人と話せてとても楽しかったので、夜会ができるのも合宿の良さだと感じた。

改ページ

          

橋爪京香

 1.

もともとインドア派なんだけど、まりなちゃんが企画してくれてるし学生のうちに行ける時に色んなところ行って色んな人と関わって世の中にはどんな人がいるのか見てみようと思ったから。

 2.

◇ワークショップ

緊張したんですがみんながどんなことを考えてるのかを知れるきっかけになりました。紙に、自分のしたいことを書いて発表する、というワークショップがありましたが、みんな「何書けばいいだろう..」と言いながらも発表するときは綺麗にまとめていてすごいなと思いました。と同時に、趣味が派生してやりたいことにつなげている子がたくさんいたんですが、すごく素敵だと思いました。好きなことから派生したものが人のためになるって素晴らしいと思うし、好きなことだからこそ続けられるし、良いことしかないな!と思いました。わたしはネイルとか好きなんですが、これも上手く派生させて人が喜んでくれるようなことを思いつきたいなと思いました。

 ◇ごちゃまぜIPE

一番印象に残っていて、ロールプレイングをしてみて色んなことを感じました。わたしは退院したいヒロジさん役だったんですが、「自分は頑固者だけど誰にも迷惑かけずに早く退院したいんだ!」と言う気持ちで役に入り込むと「どうしても早く退院したいのに、なんでこんなに手続きが遅いんだ、色んなことを調整しないといけないとはいえ、もっと手際良く進めてくれてもいいんじゃないか」ということを強く思いました。私のおじいちゃんが入院していた時、ずっと家に帰りたがってたので余計にそう思ったのかもしれませんが、病院にいること自体が苦痛な患者さんって絶対にいらっしゃると思うし、その人のQOLを高めてあげるためにも自分が将来医師として関わるときは退院手続きを絶対早くしてあげたいと思いました。今回ロールプレイングをしていなかったら、患者さんのこの気持ちに本当の意味で気づいてあげれていなかったかもしれないと思うと、将来のわたしの患者さんのためになったなと思いました。

 ◇学生ワールドカフェ

ワールドカフェ自体初めてやってみたんですがこんなアイディアの出し方があるんだと言う発見がまずありました。また、初めのプレゼンでは同年代のひとたちが色んなことに挑戦してて、例えば会社を立ち上げたりしてるのを見て、すごく刺激になりました。普通に大学生活を送ってるだけでは感じられなかった刺激だったし、わたしも何かこんなことをしたいと思いました。わたしは献血が好きなので、何か献血に関連することを始めてみようと思います。

 3.

今回の合宿では同い年くらいの友達が増えたり、年上の医学生の方とも知り合えたことでこれからの人生設計やキャリアについても相談に乗っていただける機会があったのが嬉しかったです。やっぱり一歩外に出てみることで色んなつながりができたり、発見があったりして楽しいなと思いました。今後も頑張って一歩踏み出してみようと思います。

改ページ

          

金銀珠


1.

地域や在宅医療のことを知りたいと思ったからです。

2.

◇1日目ワークショップ

今回のワークショップを通じて、自分が本当にやりたいことを見つけ、他人に伝えて、それを行動に移す計画を立てることで自分と想いが近い仲間と一緒に作れば作れる自信を持つようになりました。吉村学先生のディナーショーでも、想いが現実になる過程を見てこころがワクワクしました。自分を見直し、やりたいことを見つけ出すことができたワークショップでした。

◇ごちゃまぜIPE

今回の企画を通じて、地域の連携があったからこそ患者さんの想いに寄り添うことができる医療を届けることが可能になれたと思いました。みなさんそれぞれの役割をどうやって果たすか、どう連携するかを話し合うことで患者さんも安心できる医療が受けることができることを体験しました。そのため、各職種間の連携の大事さを知り、自分の分野の勉強をより頑張って学び、今後他職種連携の中でうまく自分の職種の役割を伝え、患者さんの助けになれるように頑張りたいと思いました。

3.

今回の合宿は私に自分の思いを伝えること、やりたいならそれをやる勇気を持つことができるようになりました。在宅医療を知り、今の在宅医療と今後の在宅医療の方向について学び、在宅医療の魅力を知ることができました。この経験は私に一歩前に踏み出す勇気を与え、今回のツアーで気づいたこと、感じたことを忘れず、今後自分の行動に移りたいと思います。

改ページ

          

陳永和

1.

看たまノートさん経由でイベントを知りました。総合在宅医療クリニックのHPを見た際に素敵な活動をされているなと思い参加に至りました。

2.

◇1日目ワークショップ

私自身、明確にやりたいことや夢があるわけではなかったですが、色んな人の興味関心のあることや実現したいことを聞けて新鮮で楽しかったです。

◇ごちゃまぜIPE

場所が分からず迷子になってしまい、途中からの参加になってしまいましたが、それでもすごく楽しめる内容でした。他職種について、学校で勉強しているようで詳しくは知らないことを実感させられました。多職種との連携は実際にどのように行われているのか、その中でそれぞれの職種はどのような役割を果たしているのか、これから学んでいきたいと思います。

3.

「夢は必ずしも必要ではない」という言葉が印象に残っています。私自身、これからどんなことをやりたいかという将来像は漠然としていて、進路をすでに決めている同級生を見ては、このままでいいのかと不安を抱いていました。自分の好きなことに向き合ったり、学校で学んだりする中で、自分のペースでやりたいことを見つけていきたいと思います。今まで患者さんや利用者さんへのケアを考える際、問題やリスクばかりに目を向けていて、患者さん自身の強みを活かすケアを立案できていないことに気づかされました。病気があっても、その人らしい人生を送れるよう手助けできる看護師になりたいと思いました。

4.

参加者のみなさん全員と話せずに終わってしまったので、はじめにアイスブレイクなどがあったら嬉しいなと思いました。1泊2日と短い間でしたが、素敵な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

改ページ

         

坂本桜子

1.

看たまノートでの、イベント案内でこのイベントを知りました。今後どのような進路を進みたいのかを見つけられるようにしたいという思いで参加しました。また、岐阜で行われることと、以前からかがやきさんの活動を知っていたため、参加したいと思ったことがきっかけです。

2.

◇1日目のワークショップ

自分がどのような医療職者になっていきたいのかを、考えるきっかけとなったと感じています。今までは、ざっくりと在宅に携わっていきたい、という思いを持っていました。しかし、自分のやりたいことやどのように地域に携わるのかを明確にすることや、言葉にすることで実行していくことにつながると感じました。また、グループを組んで実際に企画を考えるところまで行い、企画を作っていくことが非常に難しく、自分の理念や目指す目標を明確に持つことが大切であると感じました。作成した企画案を、実行していけるように動いていきたいと思います。

◇ごちゃまぜIPE

今まで講義で学んできた他職種の連携について、実際に形にすることでより大切さを実感することができました。自分が学んでいる職種ではない役でロールプレイを行い、職種のことを理解していないとカンファレンスを進めることが難しいと感じました。そのため、自分の職種を理解する必要性を感じたとともに、自分が職種を全うすることができるようにすることが大切であると学びました。今回は、グループの意見が同じ方向を向いていたことや、話しやすい状態でのカンファレンスの模擬であったことで、意見がまとまったと思います。しかし、実際はいろんな思いを持っていることや様々な不安を抱えていることから、他職種や家族、本人との間で意見が割れることがあると思います。その際には、どのようにしたら家族や本人の希望を叶えることができるのかを考えられる医療者になりたいと思いました。そのためには、他職種でお互いが持っている知識や技術を共有し、最善の方法を見つけることが大切であると思いました。連携をしていくうえで、コミュニケーションを取ることが大切であるとも感じた為、学生時代に様々な経験を行っておくことが必要になると感じたので、これから様々なワークに参加するなど積極的に経験していきたいと思います。

◇学生ワールドカフェ

ワールドカフェを行うことも初めてでしたが、他職種の学生の中で交流することで、一つの意見だけではなく、多角的なとらえ方ができ多くの意見を知ることができると感じました。特に、看たまのーとのブースでの話し合いの時に、医療学生に教養として習得しておくとよいと考えることの際に、マナーや礼儀などの講習があっても良いのではないかという意見が出ていて、医療学生としてだけではなく、社会に出る人として大切なことであると感じました。特に、ヒトと接する職種として、大切にしなければいけないと改めて気づくことができました。

3.

イベントに参加することが初めてで、最初はとても緊張していましたが、様々な意見や自分の目標を持っている志の高い医療従事者を目指す学生や実際に町の医療の活性化をしている活動をしている方との交流を通して、看護師として働く中でも様々な進路があり、自分のやりたいと思えることを見つけていきたいと思うことができました。今回のイベントに参加をしなかったら、感じることができなかったこの感覚を大切にし、自分がやりたいことを今後見つけられるように様々な活動やイベントに参加していきたいと思います。そして、今回のワークショップで行った、企画案を案で終わらせることなく、企画として実行できるように動き出したいと思います。

改ページ

          

大城光揮

1.

Twitterでの告知を見かけて参加しました。

 2.

◇1日目ワークショップ

かがやきロッジさんでのワークショップでは、自分のこれからしていきたいことについて発表させていただきました。自分以外の人の目標についても聞くことができ、とても面白い時間を過ごすことができました。実際にシェアハウスを運営している人がいたり、このワークショップで発表し、そこから訪問医療チーム(仮)ができたりなどなかなか今までにない経験をさせていただきました。また、自分が今まで考えてきたことを整理してアウトプットするという僕自身があまりすることがなかったことを経験させていただくことができて、すごくいい経験になりました。このワークショップに参加するまでは、かがやきロッジさんからいろいろ学ばさせていただくつもりできていましたが、僕たち自身が何かを作り出して社会に貢献させていただく段階に来ているんだなと感じました。学ばさせてもらうだけでなく、何か生み出していく側に回ってきていることを自覚し今後活動していきたいと思います。

◇ごちゃまぜIPE

吉村先生の他職種連携勉強会に参加させていただきました。高齢男性の症例をもとにさまざまな職種の立場からどのように対応すればいいのかを考えるきっかけをいただきました。僕はソーシャルワーカーの役でカンファレンスに参加させていただきました。そこでまずソーシャルワーカーさんが何をしているのかがわからず、カンファレンスの進行の仕方がわかりませんでした。僕たちの班には幸いとして、看護師を経験されていた方がいたため、実際のカンファレンスの様子を教えてもらいながらカンファレンスを進行させてもらいました。やはり実際の現場を知っている方はすごいなと思いました。また、高齢男性の最後を考えるにあたって考えることというものを教えていただくことができてとても勉強になりました。また、ひろじさんが亡くなった後に行われたあんころ勉強会というのもとても興味深いなと思いました。高齢者の方にとって「死」を考えることについてそこまで忌避感がないということがとても意外でした。本当にいろんなことが勉強になりました。

 ◇学生ワールドカフェ

学生ワールドカフェでは、僕は「ドクたま」の代表として発表者として参加させていただきました。今回、このワールドカフェに参加した団体の中で「ドクたま」だけ、これから活動していく段階のものでしたが、皆さん真剣にお話を聞いてくださり、また、さまざまなアイディアを提供していただきとてもありがたい時間を過ごすことができました。「ドクたま」はこれから活動を始めようといった段階でこのワールドカフェに参加することができて、本当にこれから活動を始めていくんだというすごく背中を押された気がします。応援してくれる人とても多くいてとても勇気づけていただきました。また、他の学生団体の活動を聞いていて、今回参加した団体や会社は主に学生の方達が運営していて、同年代の方々でもこれだけ社会に貢献しているすごい人たちがいるということを知ることができて、自分ももっと頑張らなきゃと思うことができました。「ドクたま」はこういった活躍している学生の方々を応援するWebメディアにしていきたいと思っているので、今回の出会いを大切にして活動していきたいと思います。本当に貴重な機会をいただきました。ありがとうございました。

 3.

「ドクたま」作ります!

改ページ

安藤陸人

1.

参加したのは友人の橋本さんから紹介してもらい、面白そうだと思ったからです。

2.

◇1日目ワークショップ

知り合いからの紹介などでときどき耳にしていたかがやきロッヂがどんな場所なのか、どんな方がつくっているのか直接お話を聞くことが出来てとても楽しかったです。普段、リハビリ学生とのコミュニケーションが多い中で医者、医学生目線からの今後の医療、暮らしについての考察は初めて聞く課題や面白いことなどが盛りだくさんで面白かったです。

◇ごちゃまぜIPE

他職種連携は色んな場所で聞いたり、ワークショップなどに参加したことはあったが、他の専門職や関係者になりきって演技をしてみるというのは1番面白かったです。どういう専門職、家族と専門職をつなぐコーディネーターが必要なのか身に染みて感じました。

◇学生ワールドカフェ

同世代の面白い団体、人がたくさんいて話しててとても楽しかったです。もっと色んな人とディスカッションしてみたかった!けど、そのあとにだいぶ長時間フリータイムを設けてくれていたおかげで、さらに広い交流を持つことができて良かったです。

改ページ

        

大井礼美

1.

知人からの紹介を受けHPを拝見する中で、音楽療法や子ども食堂といった医療にとらわれない診療クリニックの形があることを知り、実際に見てみたいと感じた。この地に興味を持って集まる学生との関わりにも期待があった。

 2.

◇1日目ワークショップ

「病を介した関係になる前に地域とのかかわりが必要だ」という観点から様々な活動にご尽力されていることがわかり、暮らしの形を知るため学外へ赴いている自分自身の活動もいつかのためになるかもしれないと素直に感じてとても勇気が出た。市橋先生がこの地で皆さんと取り組まれてきていることは一つ一つが先進的なものであり、実現するにあたっては多くの困難もあったのではないかと考えたが、それでも楽しみながら新しい発想を形にし、笑顔が集まる場づくりをされているのだなと感じた。そういった話を受けていざ自分がやりたいことに関し考える時間となったワークショップでは、自分の心と向き合うとともに何か通じる思いや手段をもつ仲間と改めてそれらの実現を目指すということで、自分としてはこの「やりたい」をほかの人と共有しさらに深ぼるというのは初めての試みであったが、思いのほか自分のやりたいことが賛同してもらえるということを知られてうれしく励みになった。また、他の人の願いや「やりたい」を聞く中で刺激を受け、自身のこれからに対する推進力となった。

 ◇ごちゃまぜIPE

多職種連携の実際を知識として理解する機会はこれまで何度かあったが、実践は初の経験だったためにとても新鮮だった。そもそも第1声は何なのか。誰がどのような形で話は進められるのか。どういった提案や発言をするものなのか想像もつかずひとまず手探りでやってみた。なじみのない専門職を演じる中で実感したのは、そのプロフェッショナルとして気に掛けることや独自の観点は、職種の表面的な仕事内容を知るのみでは計り知れないということであった。更に一つ一つの言葉が患者へ与える影響は大きそうだとこの場をもって改めて感じ、その責任を覚えた。同じ目標を持つ者同士とはいえ、手段をすり合わせる事は難しい。こういった場では他の専門家に対するリスペクトを表現するのが大事だと思った。吉村先生のご講演の中で、人当たりの良さがポイントになることや味方を作るコツも学ぶことができた。医療職は、健康のみならず免れようのない死と向き合う時間も提供することが一つの役割なのかもしれないと新たな選択肢を感じ、よりよい暮らしのために寄与できることは本当にたくさんあるなと実感している次第である。

◇学生ワールドカフェ

まずいち発表者としては、自身が思いをもって学生団体を運営する中で、今回の機会はその思いを言語化するという自分にとっては難しくも必要不可欠な課題と向き合う契機であった。これまで何度か取り組んできたことではあったが、伝える相手や伝えたい内容はその時々に応じて少しずつ違ってくるということを今回改めて痛感した。とはいえ各発表者が全力で取り組んでいることを聞く中で、それぞれが選択する手段はもちろん違えど、根底にある思いは少しずつ重なっているところがあると感じ、じんわりとした気持ちにもなった。アイディアを出し合うということ、別の立場の意見を聞いてみるということはほとんどこれまでなかったので緊張したが、ここが伝わりにくいのかという点やここが気になるのかという点などについて知ることもできたので実りが大きかった。

 3.

訪れてまずなんて楽しい場所だろうかと感じた。クリニックの拠点というよりテーマパークのような場所であった。緑にあふれてなんだか温かみがあった。人が集まってきたくなる場所であった。ここで働かれている皆さんが本当に楽しそうであったのも印象に残っている。楽しみながらお互いに支えるという形がこのように実現するのは実際のところかなり難しいのではないかとこれまで思っていただけに、驚きばかりであったというのが正直なところである。「大人は楽しいぞ」という市橋先生の言葉に、なんだか希望が見えた気がしている。またここで出会った学生たちは皆それぞれの場所で飛び込んだり模索したりしていて、とても刺激を受けた。私自身のやりたいことを応援してもらえたのもうれしく、「やりたいこと」を「やっていること」にしてのけるにあたっては言語化と第1歩踏み出すことがいかに大きくウエイトを占めているのか学んだ。さらに、成功の秘訣はアイディアを共有して幅広く意見を聞いてみたり、味方を集めたり、いろいろあるのだなあとも学んだ。今回の出会いと学びを抱えてこれから私も踏み出してみたいなと考えている。

改ページ

         

米谷僚子

1.

将来現居住地である滋賀県内で小児の在宅医療に携わりたいと考えており、在宅医療を専門でやっていて地域との交流を大切に地域に溶け込んだ医療機関であるというところに魅力を感じたから。参加申込の時点では以前に耳にしたことの有る他の医療機関と勘違いして申し込みましたが、思っていたところよりももっと自分の理想に近い施設であることに気付き、これもご縁だと当日を楽しみにしていました!

2.

◇1日目ワークショップ

「自分の夢を絵で表現する」という課題は絵心のない私には難易度が高かったですが、その作業は何処でも自分が居心地良いと感じた場所でやって良いという設定の自由さにわくわくしました。本当に居心地良く作業させて頂きましたが、建物内を沢山見て回り、場所選定に時間を使いすぎたかもしれません笑。それぞれの夢を発表した後の仲間探しは、人の顔と名前を覚えるのが大の苦手の私にとっては誰が何を発表したのかわかりづらく、絵を背中か胸に貼って(構えて)仲間を探す方が良かったかもしれません。仲間でグループを作ってからの時間配分は程々で良かったと感じましたが、個人ワークの時間、仲間探しの時間はもう少し長い方が良いように思いました。なにはともあれ、発表時のキーワードを元に仲間を探し、グループになった後、その場限りのグループワークに留まらず、継続して3ヶ月後には何か成果を示せるようにとの指示があったことにより、私達のグループでは在宅医療に的を絞って学ぶinterest groupを立ち上げることになりました。ワークショップ後も市橋先生に親身に相談に乗って頂き、また、先生のご人脈から様々なお薦めの先生や施設をご紹介頂けることになり、今まで個人で細々とツテを頼りに人脈を広げることに苦労していた私にとっては、これが将来に向けての大きな一歩になるぞという予感から、このツアー一番のわくわくで胸が高鳴りました。

◇ごちゃまぜIPE

これまで自分が受けてきたワークショップでは、医師役や患者役をすることが多く、わざと他の職種を演じるということはなかったように思います。そこを敢えて異なる職種になり切って課題に向き合ったことは、その職種であるからこその視点を、外から想像する普段の気付きとは違った当事者視点からの気付きを得られたように思います。今回はミニビニエットでしかなく、役柄も芝居での役作りほどに深堀りする余裕は無かったので、まだ表面上の体験でしか無いとも感じますが、今後実際に現場で働く際に、今回の疑似体験程度に他職種に想いを馳せるだけでも多職種間コミュニケーションの質は変わるのではないかと期待します。

◇学生ワールドカフェ

全く何が開催されるのか予測もできない中、なんとなく出席したほうが良い気がするという程度の心持ちで参加しましたが、参加して本当に良かったです。それぞれの団体がそれぞれ壁にぶち当たってはいても、こんなにaggressiveに活動している学生がいるということ、参加している誰もが本質的に積極的な姿勢を持っていると感じられたことがとても刺激になりました。今までに体験したことのない進行も非常に興味深かったです。未来に希望が持てました。

3.

社会はまだまだ捨てたものではないと実感しました。ここで出会った人々が存在する限り、未来には希望があると感じました。そして、こうした人との出会い、ご縁は自分が行動することで得られる、そのことを改めて実感しました。今回の旅での出会いを大切に、今後の自分の医師人生を豊かに、自分と関わってくれている人々、自分と出会ってくれる未だ見知らぬ人たちの人生を豊かに出来たらと切に願います。

4.

本ツアーの企画、実行してくださったスタッフの皆々様、心からありがとうございます。人生のうち、幾度か経験しますが、反射的に決断して行動を起こした結果がその後の人生に大きく良い方向に働くという事例。今回もその一事例でした。

改ページ

         

お世話になった皆さま、本当にありがとうございました。

貴重な体験の数々やキラキラしたお姿を拝見することができ、心より嬉しく存じます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

       主催:医療系学生団体「ちいここ~地域と医療の全てがここにある~」
       企画代表:橋本麻里奈(神戸大3年) 大井礼美(島根大3年)

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